大徳寺興臨院
たてもの探訪Ⅱ(山城54) 2021年09月20日公開
京都市北区
◆れきし
能登の守護畠山義総が、小渓紹怤を開祖として創建。昭和50年ころより本堂・唐門・表門の解体修理と、庫裡の新築が行われて、現在の寺観となりました。
◆見どころ
檜皮葺きの表門・唐門・本堂は、室町時代の塔頭寺院の遺構として貴重(重要文化財)。唐門の波形の連子窓は優雅で、花頭窓から見る庭と本堂は一層の趣。
方丈前庭は解体修理のさいに復元整備され、大石と松をあしらって理想的な蓬莱の世界を表現。
方丈と庫裡は廊下でつながって一体となり、禅宗寺院らしい落ち着いた雰囲気に浸ることができます。
YouTube大徳寺塔頭興臨院
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